SNSでのトラブルや話題づくりでよく耳にする「晒す」。英語では「さらけ出す」「暴露する」「告発する」など、状況によって使い分けることができます。今回は「put on blast」を中心に、4つの英語表現を紹介します。
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1. put on blast:公に晒す・大っぴらに非難する
英語表現:put on blast
ニュアンス:SNSなどで誰かを公に非難・暴露する。スラング寄り。
使用シーン:SNSトラブル、ゴシップ投稿、批判系コンテンツなど。
例文
She put her ex on blast for cheating.
彼女、浮気した元カレをSNSで晒してたよ。
ひと言英語メモ
「怒りや正義感で暴露した」ようなニュアンスを含む表現。フォーマルな場では避けよう。
2. expose:暴く・晒す(ややフォーマル)
英語表現:expose
ニュアンス:隠された事実や悪事を「明らかにする」イメージ。
使用シーン:ニュース報道、ドキュメンタリー、真実告発など。
例文
The article exposed the company’s false claims.
その記事は会社の虚偽の主張を暴いた。
ひと言英語メモ
「暴露系YouTuber」などの文脈でもよく使える。客観的な語感。
3. call out:公に指摘する・非難する
英語表現:call out
ニュアンス:特定の人や行動を「おかしい」と指摘する。
使用シーン:SNS上のモラルや差別問題への発言など。
例文
People called out the influencer for being rude.
そのインフルエンサーの失礼な発言がSNSで指摘された。
ひと言英語メモ
「間違ってる!」と公に声を上げるイメージ。社会問題でもよく登場。
4. air dirty laundry:恥ずかしいことを晒す(比喩的)
英語表現:air one’s dirty laundry
ニュアンス:「家庭内の恥」や「内輪の問題」を外で話すという意味。
使用シーン:恋愛トラブルや会社のゴシップなどに。
例文
He shouldn’t air his dirty laundry online.
SNSで私生活を晒すのはやめたほうがいいよ。
ひと言英語メモ
直訳すると「汚れた洗濯物を干す」。控えめに注意するときにも使える。