「中学英文法をやり直したいけれど、問題集がたくさんありすぎてどれを選べばいいかわからない」——そんな悩みを抱えていませんか? この記事では、中学英文法を効率よく復習するためのおすすめ問題集を7冊厳選して紹介します。問題集に取り組む前に押さえておきたい「自分の実力の把握方法」や、問題集を使った学習のコツもあわせて解説します。
目次
なぜ中学英文法のやり直しが重要なのか
中学範囲の英文法は、英語のあらゆるスキルの土台です。ここでは、やり直しが重要な理由を2つの観点から整理します。
中学英文法は英語力の土台
英語の文を正しく組み立てるには、語順や時制、品詞の役割といった基本ルールが欠かせません。これらはすべて中学3年間で学ぶ範囲に含まれています。
たとえば、be動詞と一般動詞の使い分けが曖昧なままだと、疑問文や否定文の作り方で必ずつまずきます。リーディングやリスニングでも、文の構造をすばやく見抜けないと内容を追いかけるのに時間がかかってしまいます。
やり直しは高校生・大人こそ効果が出やすい
中学時代は定期テストや受験に追われ、文法を「なんとなく」で乗り切っていた方も多いのではないでしょうか。大人になった今だからこそ、当時はピンとこなかったルールが腑に落ちることも少なくありません。
一度学んだ内容の復習なので、ゼロから学ぶよりも短い期間で仕上げられる点もメリットです。集中して取り組めば、数週間〜1カ月ほどで中学英文法をひと通り見直せます。
問題集を選ぶ前に「自分の実力」を把握しよう
中学英文法の問題集を買う前に、自分の実力・苦手な範囲を把握しておくことが重要です。
実力チェックが重要な理由
いきなり問題集を1ページ目から順に解いていくと、すでに理解している項目に時間を費やすことになりがちです。一方で、本当に弱い部分を見落としてしまうこともあります。
最初に弱点を把握しておけば、自分に合ったレベルの問題集を選べるうえ、重点的に取り組むべき項目が明確になります。限られた学習時間を有効に使うためにも、実力チェックは欠かせないステップです。
実力を把握する方法
自分の実力を確認するには、次のような方法があります。
- 英検の過去問や各種レベル診断テストを活用する
- 中学英文法のレベルチェック用教材を使う
特におすすめなのが、Mr. Evineの中学英文法クイック・チェックです。全270問がシャッフルで出題され、1回分はわずか15問・約3分で解けます。答え合わせをすると、自分がどの文法項目でつまずいているかがひと目でわかる仕組みになっています。巻末には文法項目ごとの総合解説もついているため、弱点の復習にもそのまま使えます。
中学英語のやり直し全般の進め方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
中学英文法のおすすめ問題集7選
ここからは、中学英文法のやり直しに適した問題集を7冊紹介します。解説が充実したタイプ、演習量を重視したタイプなど、それぞれ特徴が異なるので、自分の学習スタイルに合う1冊を見つけてみてください。
キク中学英文法
『キク英文法』の入門編にあたる1冊です。中学英語に必須の文法項目78を、1日2項目×39日間のスケジュールで学べます。
本書で扱う78項目をマスターすれば、一定の範囲内で「話す・書く」ことができる素地が完成します。中学生、高校生の試験対策用としてだけでなく、中学英語から学び直して英語の基礎を固めたい大人の方にもおすすめの一冊です。
アルクの英語学習アプリ「booco」では、書籍の内容を読んだり、音声を聞いたりしながら学習できます。通勤・通学中のスキマ時間を活用したい方にも便利です。
Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル
1日1レッスン、全29項目を約1カ月で学べる構成です。5文型から関係代名詞まで、中学3年間の英文法を体系的に復習できます。
解説パート(Input Stage)で文法ルールを学んだあと、書き込み式の演習パート(Output Stage)でアウトプットする2ステップ方式が特徴です。各学年の最後には、ネイティブスピーカーとの擬似会話コーナーもあり、学んだ文法が実際の会話でどう使われるかを確認できます。巻末の修了テストで自分の達成度もチェック可能です。
「解説をしっかり読んでから問題を解きたい」という方に向いています。音声ダウンロードにも対応しているため、耳からの学習と組み合わせて使えます。
Mr. Evineの中学英文法修了 解きまくり問題集
上で紹介した『修了するドリル』が解説中心なのに対し、こちらは問題中心の構成です。30日間で約1,000問を解くことで、文法知識を体に染み込ませていきます。
ユニークなのは、学習の進め方を自分で選べる点です。最初に「文型編」を3日間学んだあと、「学習進路分けQuiz」の結果に応じて「時制」と「品詞」のどちらを先に学ぶかを決められます。自分の弱点に合わせた順序で取り組めるため、効率よく学習を進められます。
「ある程度の基礎知識はあるので、とにかく問題を解いて定着させたい」という方に向いています。
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版
シリーズ累計980万部を超えるベストセラー「ひとつひとつわかりやすく」シリーズの中学英語総復習版です。やさしい言葉とカラーイラストで、ひとつひとつの文法事項を基礎から丁寧に解説しています。
左ページに解説、右ページに練習問題というシンプルな構成で、1回分が見開き2ページに収まっています。英語が苦手な方でも負担なく進められる点が魅力です。付属CDのほか、アプリやQRコードからも音声を再生できます。
「英語に苦手意識が強い」「できるだけやさしい解説で学び直したい」という方に向いています。
改訂2版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
TOEIC満点を90回以上取得している著者が、中学3年間で学ぶすべての文法項目をカバーした参考書です。シンプルな例文とイラストを使った解説で、文法用語もスムーズに理解できるよう工夫されています。
特徴のひとつが「学ぶ順番」へのこだわりです。教科書どおりの順序ではなく、類似した文法項目をまとめて解説するなど、効率よく理解が深まる構成になっています。2025年度の新しい教科書に対応した最新版です。音声ダウンロードにも対応しており、4技能をバランスよく伸ばせます。
「問題演習よりも先に、まず文法の全体像をつかみたい」という方に向いています。問題集版の『改訂2版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる問題集』と併用するのもおすすめです。
中学英文法 パターンドリル 中学全範囲
中学3年間の英文法を100セクションに分け、1セクションあたり見開き2ページ・約30分で取り組める構成です。選択問題→並べかえ問題→英作文問題と段階を踏むパターン練習で、文法が自然と身につくよう設計されています。
QRコードから英文と日本語訳の音声を再生できるため、耳からの学習にも対応しています。問題の難易度はやさしめなので、英語に苦手意識がある方でも無理なく進められます。
「毎日少しずつ、コツコツ取り組みたい」「書いて覚えるタイプの学習が好き」という方に向いています。
ニューコース問題集 中学英文法
「基礎力チェック問題」と「実力完成問題」の2段階構成で、基礎から入試レベルまで幅広い問題を収録しています。各項目の冒頭には要点のまとめがあり、ポイントを確認してから問題に取り組める流れです。
別冊の解答解説が充実しており、間違えた問題の原因を詳しく確認できます。複数の文法項目をまとめた「総合力テスト」も収録されているため、定着度の確認にも使えます。
「基礎固めだけでなく、少し難しい問題にも挑戦したい」という方に向いています。
問題集を使った効果的な学習法
問題集を買っただけで満足してしまわないよう、学習効果を高めるポイントを3つ紹介します。
1冊を繰り返し解く
問題集は何冊も手を出すより、1冊を最低2〜3回繰り返すほうが定着度が上がります。
1回目は全体をひと通り解き、自分の弱点を洗い出します。2回目以降は、間違えた問題や迷った問題を中心に取り組みましょう。3回目でほぼすべて正解できるようになれば、その問題集は「修了」です。
間違えた問題の復習を仕組み化する
間違えた問題に印をつけておき、翌日や数日後に必ず解き直す習慣を作りましょう。人間の記憶は時間が経つと薄れていくため、間隔をあけて繰り返し復習することが定着のカギになります。
ノートに間違えた問題の番号とポイントを書き出しておくと、復習の効率がさらに上がります。
音声を活用する
音声付きの問題集を選んだら、ぜひ音声も活用しましょう。文法のルールを目で読むだけでなく、耳から英文を聞き、声に出して読むことで、学んだ文法が実際のコミュニケーションで使える力に変わっていきます。
通勤や通学の時間に音声を聞くだけでも、文法パターンが頭に残りやすくなります。
英文法の勉強法をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
まとめ
中学英文法のやり直しは、まず自分の弱点を知ることから始まります。実力チェックで苦手な項目を把握したうえで、自分の学習スタイルに合った問題集を1冊選び、繰り返し取り組んでみてください。
大切なのは、完璧を目指すことよりも、毎日少しずつ続けることです。1日30分でも構いません。今日からさっそく、中学英文法の復習を始めてみましょう。


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