海外から来た友人や英語ネイティブの同僚と、「今度、ビアガーデンに行ってみよう」という話になることがあるかもしれません。日本のビアガーデンは、屋上に期間限定で設けられ、飲み放題や食べ放題のプランが用意されていることも多い独特の夏の風物詩です。この記事では、日本人が英語ネイティブの人と一緒にビアガーデンへ出掛ける場面を想定し、店の仕組みを説明したり、食事や雰囲気について会話したりするときに使える英語表現を紹介します。
目次
日本の「ビアガーデン」を英語で説明してみよう
日本語の「ビアガーデン」は、英語でもbeer gardenといいます。ただし、英語圏でいうbeer gardenは、屋外でビールや食事を楽しむ場所を広く指します。日本でよく見られる、デパートやビルの屋上に夏季限定で設けられる店舗とは、少しイメージが異なる場合があります。
- In Japan, beer gardens often open on rooftops during the summer.
日本では、夏になると屋上にビアガーデンがよくオープンします。
rooftopは「屋上」という意味です。日本のビアガーデンらしさを伝えるなら、単にbeer gardenと言うだけでなく、rooftop beer garden(屋上ビアガーデン)やsummer-only beer garden(夏季限定のビアガーデン)のように説明すると、相手もイメージしやすくなります。
英語ネイティブの知り合いをビアガーデンに誘う
まずは、仕事仲間や友人を気軽に誘ってみましょう。日本のビアガーデンを知らない相手には、「日本の夏らしい体験」と一言添えると、興味を持ってもらいやすくなります。
- Would you like to try a Japanese beer garden this weekend?
今週末、日本のビアガーデンに行ってみない?
tryには「試してみる」「体験してみる」という意味があります。初めての場所や食文化に誘うときに使いやすい表現です。
「飲み放題」「食べ放題」「時間制」を説明する
日本のビアガーデンでは、一定の料金で飲み物や料理を好きなだけ楽しめるプランがよくあります。英語ネイティブの人にとって、beer gardenという言葉だけではこの料金体系までは伝わらないため、事前に説明しておくと親切です。
- The price includes all-you-can-drink beer for two hours.
料金には2時間のビール飲み放題が含まれています。
all-you-can-drinkは「飲み放題」、all-you-can-eatは「食べ放題」です。両方が含まれる場合は、次のように説明できます。
- It’s all-you-can-eat and all-you-can-drink, but there’s a two-hour time limit.
食べ放題・飲み放題だけど、2時間制だよ。
time limitは「制限時間」です。日本語の「2時間制」は、There’s a two-hour time limit.やWe can stay for two hours.のように表せます。
注文や利用方法を一緒に確認する
店舗によっては、テーブルで注文する場合もあれば、自分で飲み物や料理を取りに行くセルフサービスの場合もあります。相手と一緒に利用方法を確認してみましょう。
I think we need to order through the app.
アプリから注文するみたいだよ。It looks like the drinks are self-service.
飲み物はセルフサービスみたいだね。
It looks like ~は、案内表示などを見て「~のようだ」と伝える表現です。相手に確認したい場合は、Shall we ask the staff?(店員さんに聞いてみようか?)と言えます。
日本のビールや料理について話す
一緒に飲み物や料理を選ぶ時間も、会話のきっかけになります。相手が日本のビールに詳しくない場合は、好みを聞きながらおすすめしてみましょう。
- Do you prefer something light and refreshing, or something richer?
軽くてすっきりしたものと、コクのあるものなら、どちらが好き?
light and refreshingは、飲み物などが「軽くて爽やか」という意味です。料理を勧めるときには、次の表現も使えます。
- This dish goes really well with beer.
この料理はビールによく合うよ。
go well with ~は「~と相性がよい」「~によく合う」という意味です。枝豆や唐揚げ、焼きそばなど、日本のビアガーデンでおなじみの料理を紹介する場面にも使えます。
乾杯して、夏の雰囲気を楽しむ
飲み物がそろったら、まずは乾杯です。英語での定番は、シンプルなCheers!。さらに、日本の夏らしい雰囲気について話せば、会話も広がります。
- Cheers! Here’s to a great summer!
乾杯!すてきな夏に乾杯!
Here’s to ~!は、「~に乾杯!」という表現です。会場の雰囲気については、次のように伝えられます。
I love the open-air atmosphere here.
ここの開放的な雰囲気、すごくいいね。It’s nice to sit outside after a hot day.
暑い日の後に外で過ごすのは気持ちいいね。
open-airは「屋外の」「戸外の」という意味です。単に覚えた英語表現を使うだけでなく、お互いの国の夏の過ごし方や、好きな食べ物について話してみるのもよいでしょう。
ラストオーダーの時間を伝える
日本のビアガーデンの時間制プランでは、終了時刻より前にラストオーダーで注文を締め切ることがあります。アナウンスを聞いたら、相手にも伝えてあげましょう。
- The last order is in 10 minutes. Do you want anything else?
あと10分でラストオーダーだよ。何か追加で欲しい?
帰る頃には、感想を尋ねると自然に会話を締めくくれます。
- How did you like your first Japanese beer garden?
初めての日本のビアガーデン、どうだった?
How did you like ~?は、体験したことについて「~はどうだった?」と感想を尋ねる表現で、これは「英語ネイティブと日本のプールへ!レジャープール・ナイトプールを一緒に楽しむ英語表現」の回でも扱った表現ですね。相手に感想を聞くときの定番表現ですので、ぜひ覚えておいてください。
ビアガーデンを英語で楽しむコツ
バーや居酒屋とは少し趣の異なるビアガーデンは、初体験というネイティブもきっといるはず。日本独特の料金体系、利用方法、あるいは料理など、一緒に楽しむ相手に英語で説明してみましょう。
It’s all-you-can-drink.やThere’s a two-hour time limit.のような表現を覚えておけば、日本のビアガーデン文化を分かりやすく紹介できます。完璧な説明を目指すよりも、「これは日本の夏の定番なんだよ」と会話を始め、相手の感想を聞きながら一緒に楽しんでみてください。
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