英語には、今の気分や体の状態をやわらかく伝えるイディオムがたくさんあります。この連載では、そうした表現が「どんな意味で」「どんな場面で」使われるのかを、英語学習者の視点で整理していきます。今回は、体調があまり良くないときに使われる「under the weather」を取り上げます。
体調が優れない?!under the weatherの本当の意味は?
「under the weather」は、直訳すると「天気の下で」という意味になりますが、実際には「体調が悪い」「本調子ではない」という状態を表すイディオムです。
ポイントは、重い病気というほどではない体調不良を表すこと。
「風邪気味」「なんとなくだるい」「今日は元気が出ない」といったときに使われます。
I’m sick.ほど深刻ではないが、体調が万全ではないことを表す、便利な表現です。
under the weatherが使われる場面
under the weatherは、日常会話でとてもよく使われる表現です。
たとえば、
- 今日は体調がいまいちなので、無理はしない
- 体調不良で会議や予定を欠席・変更したい
- 不調の理由を簡単に説明したい
といった場面で使われます。
「具合が悪い理由」を細かく説明しなくても、「今日はあまり調子がよくない」という状態が相手に伝わるため、会話でも仕事の連絡でも使いやすい言い方です。
似た表現との違い
体調不良を表す英語には、いくつか言い方があります。
feel sick(気分が悪い)
気持ち悪さや吐き気など、はっきりした不調を感じている印象があります。not feeling well(体調が良くない)
丁寧で無難な言い方。体調が良くないことを広く表せます。coming down with a cold(風邪をひき始めている)
症状が出始めた段階を表します。
この中でunder the weatherは、「そこまで深刻ではないけれど、今日は本調子じゃない」というニュアンスを、いちばん自然に伝えられる表現です。
例文紹介
では、under the weather の使い方を例文で見てみましょう。
I’m feeling a bit under the weather today, so I might skip the meeting.
今日は少し体調が悪いので、ミーティングを欠席するかもしれません。She’s been under the weather since she got back from her trip.
彼女は旅行から戻ってきてから、ずっと体調があまり良くありません。I’m a little under the weather, so I’m going to get some rest.
少し調子がよくないので、休むことにします。
まとめ
under the weatherは、feel sickほど深刻ではなく、not feeling wellよりもやわらかい響きを持つ表現。「今日は少し本調子ではない」というニュアンスを自然に伝えたいときにぴったりのイディオムです。
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