登山やハイキングでは、「どの道を行く?」「少し休もう」「あとどれくらい?」「ここは滑りやすいよ」など、同行者と声を掛け合う場面がたくさんあります。この記事では、山へ出掛ける前から山歩き中、道に迷ったとき、下山するまで、登山・ハイキングで使いやすい英語表現を場面別に紹介します。
目次
「山歩き」「登山」「ハイキング」は英語でどう言う?
日本語では「山歩き」「登山」「ハイキング」など、山での活動をさまざまな言葉で表します。
英語で、自然の中を歩くレジャーとして幅広く使えるのがhikeやhikingです。
- We’re going on a hike tomorrow.
明日はハイキングに行きます。 - We’re going hiking in the mountains this weekend.
今週末は山へハイキングに行きます。
hikeは名詞なら「ハイキング、山歩き」、動詞なら「ハイキングをする、歩いて行く」という意味です。「ハイキングに行く」はgo hikingやgo on a hikeと表現できます。
一方、trekは長距離だったり、より時間や労力を要したりする徒歩の旅について使われることがあります。
「山に登る」はclimb a mountainとも言えます。ただし、climbには山頂を目指して「登る」というニュアンスがあるため、気軽な山歩きならgo hikingの方が使いやすいでしょう。
山へ行く前に使える英語表現

まずは、ハイキングに誘ったり、天気や持ち物、ルートについて確認したりするときに使える表現を見ていきましょう。
1. ハイキングに誘う
- Do you want to go hiking this weekend?
今週末、ハイキングに行かない?
go hikingで「ハイキングに行く」という意味です。
「明日ハイキングに行こう」と提案するなら、次のようにも言えます。
- Let’s go hiking tomorrow.
明日、ハイキングに行こう。
2. ハイキングを楽しみにしていると伝える
- I’m looking forward to our hike tomorrow.
明日のハイキングが楽しみだな。
look forward to ~は「~を楽しみにする」という表現です。
旧記事のI’m excited about our hiking tomorrow.よりも、ここではour hikeと名詞を使う方が自然です。
3. 天気予報を確認したか尋ねる
- Have you checked the weather forecast?
天気予報は確認した?
weather forecastは「天気予報」です。
日付を付けるなら、次のように言えます。
- Have you checked the weather forecast for tomorrow?
明日の天気予報は確認した?
山の天候は変わることもあるため、出発前だけでなく現地の案内や最新の情報も確認するようにしましょう。
4. 必要な物がそろっているか確認する
- Do we have everything we need?
必要な物は全部そろっている?
everything we needで「私たちに必要な物全て」という意味です。
相手に忘れ物がないか尋ねるなら、次のようにも言えます。
- Do you have everything you need?
必要な物は全部持った?
5. 水や軽食を持つように伝える
- Make sure you bring enough water and snacks.
水と軽食を十分に持ってきてね。
make sure ~は「必ず~する」「~するよう確認する」という意味です。
enough water and snacksで「十分な水と軽食」。必要な量は、季節や天候、距離、コースなどによって異なるため、登る山や現地の案内に合わせて準備しましょう。
6. どのコースを歩くのか確認する
- Which trail are we taking?
どのコースを行くの?
山歩きで使われるtrailは、「小道」「登山道」「コース」などを意味します。
目的地まで続く道かどうか確認したい場合は、次のように尋ねられます。
- Is this the right trail to the summit?
山頂へ行くにはこの道で合っていますか?
山歩き中に使える英語表現
歩き始めたら、ペースを相談したり、休憩したり、景色について話したりする機会が増えます。
7. すれ違った人に声を掛ける
- Beautiful day for a hike, isn’t it?
ハイキング日和ですね。
山道ですれ違った人とちょっとした会話を交わすときに使える表現です。
もっとシンプルに、Good morning!やHi!と声を掛けるだけでも十分です。
8. ゆっくり行こうと伝える
- Let’s take it slow.
ゆっくり行こう。
take it slowは「ゆっくりやる」「無理せず進める」という意味です。
急ぐ必要はない、と付け加えるなら次のように言えます。
- There’s no need to rush.
急ぐ必要はないよ。
9. 休憩が必要か尋ねる
- Do you need a break?
休憩する?
need a breakで「休憩が必要である」という意味です。
自分から休憩を提案するときは、次のように言えます。
- Let’s take a break here.
ここで休憩しよう。
10. あとどれくらいか尋ねる
- How much farther is it to the viewpoint?
展望地点まであとどれくらいですか?
How much farther ...?は、目的地まで残りの距離を尋ねるときに使えます。
山頂までどれくらいか尋ねるなら、viewpointをsummitに変えます。
- How much farther is it to the summit?
山頂まであとどれくらいですか?
11. 道しるべに注意するよう伝える
- Keep an eye out for the trail markers.
登山道の目印を見落とさないようにしよう。
keep an eye out for ~は「~を注意して探す」「~を見逃さないようにする」という意味です。
trail markerは、登山道の方向やルートを示す目印のことです。
12. 登山道から外れないように伝える
- Let’s stay on the trail.
登山道から外れないようにしよう。
stay on ~は「~の上にとどまる」という意味です。
山道では、決められたルートや現地の案内に従って歩くことが大切です。
13. 景色が素晴らしいと伝える
- The view is incredible!
景色が素晴らしい!
viewは、ある場所から見える「眺め」「景色」を表します。
山頂からの眺めについて言うなら、次のように表現できます。
- The view from the summit is incredible.
山頂からの景色は素晴らしいね。
14. 山頂に着いた喜びを伝える
- We made it to the summit!
山頂に着いた!
make it to ~には「なんとか~にたどり着く」「~まで到達する」という意味があります。
長い道のりを歩いた後の「着いた!」という達成感を表すのにぴったりの表現です。
15. 写真を撮ってもらう
- Could you take a picture of us?
私たちの写真を撮ってもらえますか?
山頂や展望台などで、近くにいる人に記念写真をお願いするときに使えます。
「この景色を背景に」と付け加えるなら、次のようにも言えます。
- Could you take a picture of us with the mountains in the background?
山を背景に私たちの写真を撮ってもらえますか?
危険を知らせるとき・道に迷ったときの英語表現

山では、景色を楽しむ会話だけでなく、危険を知らせたり、道を確認したりする英語も役立ちます。
16. 足元に注意するよう伝える
- Watch your step.
足元に気を付けて。
watch your stepは「足元に注意する」という定番表現です。
岩や木の根などが多い場所で、同行者に注意を促すときに使えます。
17. 滑りやすいと伝える
- Be careful. It’s slippery here.
気を付けて。ここは滑りやすいよ。
slipperyは「滑りやすい」という意味です。
雨の後やぬかるんだ場所、濡れた岩場などについて注意を促すときに使えます。
18. 道を間違えたと伝える
- I think we took a wrong turn.
道を間違えたみたい。
take a wrong turnは「曲がる場所を間違える」「道を間違える」という意味です。
車で道を間違えたときにも使える表現です。
19. 来た道を引き返そうと伝える
- Let’s backtrack to the last trail marker.
最後に見た道しるべまで引き返そう。
backtrackは「来た道を引き返す」という意味です。
単にLet’s go back.と言っても構いませんが、backtrackを使うと「たどってきたルートを戻る」という意味が明確になります。
20. 道に迷ったと伝える
- I think we’re lost.
道に迷ったみたい。
be lostで「道に迷っている」という意味です。
現在地を確認したいときは、次のように言えます。
- Do you know where we are?
今どこにいるか分かる?
21. 足を痛めたことを伝える
- I twisted my ankle.
足首をひねった。
twist one’s ankleは「足首をひねる」という意味です。
相手に歩けるか確認するなら、次のように尋ねられます。
- Can you walk?
歩ける?
22. 助けを求める
- We need help.
助けが必要です。
緊急時には、短くはっきり伝えることが重要です。
周囲の人に助けを呼んでもらいたい場合は、次のように言えます。
- Can you call for help?
助けを呼んでもらえますか?
実際に緊急事態が起きた場合は、現地の緊急連絡先や登山道の案内に従って行動してください。
山を下りるときに使える英語表現
山頂に着いたら終わりではありません。帰り道でも、時間や足元に注意しながら下山します。
23. 下山を始めようと伝える
- Let’s start heading down.
そろそろ下山しよう。
head downは、この場面では「下の方へ向かう」「下山する」という意味です。
「暗くなる前に」と付け加えるなら、次のように言えます。
- Let’s start heading down before it gets dark.
暗くなる前に下山しよう。
24. 登山口に戻ったことを喜ぶ
- We’re back at the trailhead!
登山口に戻ってきた!
trailheadは「登山口」「登山道の起点」を意味します。
無事に戻ったときの達成感を伝えるなら、次の表現も使えます。
- We made it back!
戻ってきた!
25. 大変だったけれど価値があったと伝える
- It was tough, but it was totally worth it.
大変だったけど、本当にその価値はあったね。
be worth itは「それだけの価値がある」という意味です。
totallyを付けると、「本当に」「間違いなく」と強調できます。
26. またハイキングに行こうと誘う
- Let’s go hiking again sometime.
また今度ハイキングに行こう。
一緒に山歩きを楽しんだ相手に、次の予定を提案するシンプルな表現です。
具体的に別の山へ誘うなら、次のようにも言えます。
- Let’s try another trail next time.
次は別のコースを歩いてみよう。
山で使える英語表現を場面ごとに覚えよう
登山やハイキングでは、go hikingやtrailといった基本的な表現に加えて、Do you need a break?、Watch your step.、I think we took a wrong turn.など、同行者と声を掛け合うための英語が役立ちます。
特に、道を確認したり危険を知らせたりする表現は、短いフレーズのまま覚えておくと、とっさの場面でも使いやすくなります。
山の日をきっかけにハイキングや登山へ出掛けるなら、実際の場面を思い浮かべながら、今回紹介した英語表現を声に出して練習してみてください。
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