TOEICのレベルチェックを行って現状把握!おすすめの診断ツールを紹介

TOEICに挑戦したいけれど、いきなり本番の試験に申し込むのは勇気がいりますよね。
約7,810円の受験料と2時間の試験時間を無駄にしないためには、まず「精度の高いレベルチェック」で現在地を知るのが最短ルートです。
本記事では、無料でTOEICのレベルチェックができるツールを5つ紹介します。また、最短でスコアアップするための勉強法も解説しているので、参考にしてください。

無料でTOEICのレベルチェックができるツール5選

TOEICのレベルチェックを実施するには、主に以下の3つの方法があります。

無料でTOEICのレベルチェックができるツールとして、以下の5つを紹介します。

  • Santaアルク
  • abceed
  • Weblio語彙力診断テスト
  • TOEIC L&R TEST 弱点診断
  • 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12

それぞれの特徴について、詳しく解説します。

Santaアルク:精度95%!3分でTOEICのスコアがわかる

Santaアルク は、アルクが提供するTOEIC学習に特化したAIアプリです。わずか3分程度のテストで、無料でTOEICのスコアを診断できます。AI診断の精度は95%。あなたの現在の実力を正確に測定します。

Santaアルクの最大の特徴は、何度でもスコア診断を受けられること。多くのツールは初回1回限りですが、Santa アルクなら問題を解くたびに予測スコアが更新されます。

学習の進捗に合わせて「今どのくらいの実力なのか」を繰り返し確認できるため、成長を実感しながら学習を続けられます。

abceed:約15分でTOEICのスコアがわかる

abceedは、AIがあなたに合ったTOEIC教材や問題を提案する英語学習アプリです。
スコアチェックは、10問(約5分)、15問(約10分)、30問(約15分)の3種類から選べます。問題数が多いほど精度の高い結果が得られます。

スコア予測テストは1回しか受験できないため、30問のテストがおすすめです。

予測スコアと本番のTOEIC公開テストとの誤差は約±6%と高精度です。
レベルチェック後は、あなたの実力に合わせて個別最適化された問題が自動で出題されます。

出典:株式会社Globee

Weblio語彙力診断テスト:2分半で目標スコアの単語カバー率がわかる

Weblio語彙力診断テストは、約2分半、25問の単語テストでTOEICの推定スコアがわかるサイトです。

単語を5択から選ぶ形式で、各問題には10秒の時間制限があります。

短時間でレベルチェックができるので、忙しくてなかなか時間が確保できない方にもおすすめです。
解答履歴を確認できるため、復習できる点もメリットです。

TOEIC® L&R TEST 弱点診断:12分で弱点がわかる

TOEIC® L&R TEST 弱点診断は、TOEICの苦手分野を可視化できるレベルチェックツールです。具体的なスコアは表示されませんが、弱点を明確に把握できます。

会員登録不要で、ブラウザ上から無料で受けられる手軽さが魅力です。

リスニングとリーディング合わせて25問が出題され、所要時間は約12分。

600点以上を目指す人と900点以上を目指す人の2つのカテゴリーにわかれています。

テストは、語彙問題、リスニング問題、文法問題、読解問題の4パート構成です。

診断結果では「語彙力」「読解力」「リスニング力」「文法力」の4つの観点で評価されます。結果をふまえた勉強法のアドバイスももらえるため、効率的な学習計画を立てるのにも役立ちます。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集:スコア換算表で本番のスコアが予測できる

「本番と同じ2時間を使って、高い精度で実力を測りたい」という方には、有料にはなりますが、TOEIC公式問題集がおすすめです。
この教材はテスト開発機関のETSが本番と同じ手法で制作しており、公式の「スコア換算表」で極めて正確な実力を算出できます。

模擬試験は2回分収録されており、書籍版3,630円、アプリ版3,300円(いずれも税込)で購入可能です。
問題構成や難易度は本番そのものです。1回につき2時間を確保する必要がありますが、付属のマークシートで本番同様の環境を再現できます。

公式問題集についての詳しい情報は、以下の記事で紹介しています。

TOEICの平均スコアは608点

参考:公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC

履歴書にかける基準の点数と言われている600点と、平均スコアはほぼ同じです。TOEICを就職や転職に活かしたい方は、まず600点を目指してみましょう。

800点から先の割合が大きく下がっており、800〜900点の難易度の高さをうかがえます。大手日系企業や外資系企業などはハイスコアがアドバンテージになるケースがあるため、志望する就職先によっては、上位5%以下の800〜900点を狙ってみましょう。

TOEICスコア別|英語力の目安

TOEICのスコア別に英語の目安をまとめました。

TOEICスコア(L&R)CEFR英検英語力の目安
860点以上C11級プロフェッショナルレベル
730~860点B2準1級ビジネス実務レベル
470~730点B12級日常生活・限定的業務レベル
220~470点A2準2級初級日常会話レベル
220点未満A13~5級初歩的コミュニケーションレベル

参考:TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表|IIBC

※CEFRは、外国語の力を世界共通のものさしで段階分けして表すための国際基準

スコア別のレベル感について、 IIBCの資料 を参考に解説します。それぞれのレベルに合った勉強法についてもまとめました。

220点未満:初歩的コミュニケーションレベル

TOEICスコアが220点未満は、基礎的な単語や文法が身についておらず、英語でのコミュニケーションが難しいレベルです。

【TOEIC220点未満のレベル感】

  • ゆっくり話されても、一部しか聞き取れない
  • 単語を断片的に並べるのが精一杯で、文章にならない
  • 相手と意思のやりとり(意思疎通)をするにはまだ遠い

まずは中学レベルの英語教材を用意して、単語と文法の基礎をおさらいしてください。土台がないまま形式だけの試験対策をしても、効率よく点数は伸びません。

TOEIC初心者向けの勉強法は、以下の記事で詳しく解説しています。

https://ej.alc.co.jp/tag/TOEIC/toeic-highschool-grad-20250307

220~470点:初級日常会話レベル

220〜470点は、英語の土台が少しずつ固まり始めた初級レベルです。ゆっくりとした会話なら最低限のやり取りができる状態です 。

【TOEIC220~470点のレベル感】

  • ゆっくり話してもらえば、簡単な内容はわかる
  • くり返しや言い換えがあれば理解できる
  • 身近な話題なら、知っている単語で返事ができる

このスコア帯から抜け出すには、中学レベルの基礎を固めつつ、英語の発音を覚えるのが近道です。

TOEIC220〜470点レベルの人におすすめの勉強法は、以下の記事で詳しく解説しています。

https://ej.alc.co.jp/tag/TOEIC/toeic-350-bad

470~730点:日常生活・限定的業務レベル

470〜730点は、英語の基礎はすでに身についています。日常生活の要点は理解でき、限定された範囲内なら仕事でのやり取りもこなせます。

【TOEIC470~730点のレベル感】

  • 通常の会話であれば、内容を理解してスムーズに応答できる
  • 自分の意思を伝えるための語彙を備え、基本的な文法も習得している
  • 複雑なビジネスシーンでは、対応の正確さに個人差が出やすい

さらなるスコアアップには、苦手なパートを特定して集中的に対策するのが近道です。

600点は、履歴書に書いて英語力をアピールできる最低ラインであり、就職や転職活動でプラスに働きます。

TOEIC470〜730点レベルの人におすすめの勉強法は、以下の記事で詳しく解説しています。

https://ej.alc.co.jp/tag/TOEIC/toeic-650-20250403

730~860点:ビジネス実務レベル

730〜860点は、仕事で英語が使えるレベルです。通常の会話は完全に理解でき、応答も素早くできる段階です。

【TOEIC730~860点のレベル感】

  • 話題が専門的な分野にわたっても、対応できる力がある
  • 業務上のコミュニケーションにおいて、大きな支障がない
  • 応答が速く、自分の意図を正確に伝える語彙力をもっている

このレベルは、多くの企業で、海外出張や赴任の基準とされており、転職でも大きな武器になります。

さらなる高みを目指すなら、細かな文法のミスをなくし、速読力をさらに磨いてください。

TOEIC730〜860点レベルの人におすすめの勉強法は、以下の記事で詳しく解説しています。

https://ej.alc.co.jp/tag/TOEIC/toeic-800-studyinghours-20241127

860点以上:プロフェッショナルレベル

TOEICスコア860点以上は、全受験者の上位約10%に入るトップクラスレベルです。ネイティブスピーカーと対等に近い議論ができ、専門外の話題でも十分な理解と表現が可能です。

【TOEIC860点以上のレベル感】
- 語彙や文法を正確に把握し、流暢に使いこなす力がある
- 英検1級レベルに相当し、グローバル人材として最高評価を受けられる
- 複雑なビジネス交渉や海外赴任においても、意思疎通ができる

TOEIC860点以上は、外資系企業や大手企業の国際部門で即戦力として扱われる最高の武器になります。

さらなる高みである満点(990点)を目指すなら、細かなミスをゼロにする徹底的な精読と多読を続けてください。

TOEIC満点を目指す人におすすめの勉強法は、以下の記事で詳しく解説しています。

https://ej.alc.co.jp/tag/TOEIC/toeic-990-20250214

【目標別】TOEICで目指すべきスコア

英語活用実態調査2019|IIBCを参考に、TOEICで目指すべきスコアを目的別にまとめました。

  • 600点:一般企業への就職・転職
  • 700点:海外事業部・英語を頻繁に使う職種
  • 800点以上:外資系・グローバル展開企業

600点:一般企業への就職・転職

一般企業への就職や転職でアピールする場合、まずは600点を目標にしましょう。600点は、履歴書で英語の基礎力をアピールできる最低ラインです。

IIBCの最新調査によると、新卒採用の要件は平均545点、中途採用では平均620点とされています。

メーカーや商社などグローバル展開する企業では、600点以上を応募条件にする求人も少なくありません。

700点:海外事業部・英語を頻繁に使う職種

海外事業部や英語を頻繁に使う職種を目指すなら、700点を目標にしましょう。

IIBCの最新調査によると、海外出張者に求められるスコアは平均620点、海外赴任者は635点です。

さらに、海外部門で社員に期待されるスコアは690点とされており、700点あれば企業が求める水準を十分にクリアできます。

800点以上:外資系・グローバル展開企業

外資系企業やグローバル展開企業で活躍したいなら、800点以上を目標にしましょう。

英語を頻繁に使うポジションでは、800点以上が事実上の最低ラインとして期待されるケースが多いです。

TOEIC800点が活かせる業界や職種、具体な企業については、以下の記事で詳しく解説しています。

https://ej.alc.co.jp/tag/TOEIC/toeic-800-company

TOEICの目標スコアの決め方

レベルチェックで自分の現在地がわかったら、目標スコアを決めましょう。目標スコアの決め方としては、以下のポイントが重要です。

  • 現状と目標は離れすぎないようにする
  • 目標の期間から逆算して決める

適切な目標スコアを決めて、効率のよい学習を実施しましょう。

現状と目標は離れすぎないようにする

TOEICの目標スコア設定においては、現状のスコアと目標スコアが離れすぎないようにしましょう。

たとえば、現在のスコアが450点の場合、いきなり800点を目指すよりも、まずは600点を中間目標として設定するのがおすすめです。600点を達成後、徐々に目標スコアを上げていく方が、現実的であるためです。

また、目標が遠すぎると、達成するまでの道のりが長く感じられ、途中で挫折する可能性が高まります。一方で、短期間で達成可能な目標を設定することで、小さな成功体験を積めるため、次のステップへの自信となります。

モチベーション維持のためにも、目標は段階的に設定するようにしましょう。

目標の期間から逆算して決める

TOEICの目標スコアを設定する際には、取得するまでの期間から逆算しましょう。期間から目標スコアを考えることで、無理のない計画を立てられます。

オックスフォード大学の研究によって、現在のスコアから目標スコアまでの学習時間が統計的に算出されています。

たとえば、以下の条件で目標スコアを決めてみましょう。

  • TOEICの試験が6ヶ月先
  • 現在の点数は450点
  • 1日に2時間の勉強時間が確保可能
  • 学習時間は上記の表を参考

6ヶ月で1日2時間勉強すると約360時間であるため、上記の表から550点〜650点が目標として現実的だと判断できます。

数字はあくまで統計的な数値ですが、目標スコアを決める際の参考にしてみてください。

TOEICのスコアを上げる効率的な勉強法

TOEICの学習を効化させるために、以下の3つのポイントを意識しましょう。

  • 単語・文法を重点的に学習する
  • パート別に対策する
  • スキマ時間を有効活用する

それぞれ詳しく解説します。

単語・文法を重点的に学習する

まずは、TOEICの頻出単語と文法を重点的に学びましょう。

単語は、キクタンシリーズや金のフレーズなど、試験に出る単語に絞った教材を使ってください。

文法もTOEICに特化した問題集で学習してください。難しければ、中学や高校レベルの基礎に戻って復習しましょう。

以下の記事では、TOEIC対策におすすめの単語帳を解説しています。頻出単語クイズにも挑戦できるので、ぜひ読んでみてください。
https://ej.alc.co.jp/tag/TOEIC/toeic-frequentwords-20250131

以下の記事では、TOEICの文法対策ができる参考書をレベル別に紹介しています。
https://ej.alc.co.jp/tag/TOEIC/toeic-grammar-books-20241121

パート別に対策する

TOEICで高得点を目指すなら、各パートの特徴に合わせた対策と時間配分を意識してください。

問題数や出題形式がパートごとに異なるため、一律の対策ではなく、パート別の学習計画が必要です。

IIBC公式によると、リスニングは音声を繰り返し聴いてTOEICのスピードに慣れるのが重要とされています。

また、リーディングは時間配分が鍵であり、Part 5・6は1問30秒以内、Part 7は1問1分以内で解答できるよう練習するとよいとされています。

レベルチェックテストで定期的に実力を測りながら、苦手なパートを重点的に強化していきましょう。

TOEICのパート別の対策法は、以下の記事で詳しく解説しています。

https://ej.alc.co.jp/tag/TOEIC/20230723-toeic-strategies

スキマ時間を有効活用する

TOEICの学習において、スキマ時間の活用はスコアに大きく関わります。忙しい日常生活の中でも、通勤時間や休憩時間、待ち時間などの隙間を見つけて学習すれば、効率的なスコアアップが可能です。

実際、英語活用実態調査2019によれば、800点以上のスコアをもつ人は、そうでない人と比べてスキマ時間の学習時間が長いという統計結果が公表されています。

参考:英語活用実態調査2019(企業・団体)

スキマ時間の活用は、スマホアプリや単語帳が適しています。常に単語帳を持ち歩くのが難しい方は、スマホアプリでの学習がおすすめです。

スキマ時間を有効活用して目標スコアを達成し、就職・転職などを成功させましょう。

TOEICのレベルチェックを行って効率よく学習に取り組もう

無料でTOEICのレベルチェックができるツールとして、以下の5つを紹介しました。

  • Santaアルク
  • abceed
  • Weblio語彙力診断テスト
  • TOEIC L&R TEST 弱点診断
  • 公式TOEIC Listening & Reading 問題集

レベルチェックを実施したら、目的に合わせて現実的な目標スコアを決めましょう。効率的にスコアアップするためには、TOEICに特化した対策が必要です。

忙しい学生や社会人には、スマホアプリでの学習が最適です。通学・通勤中や家事の合間など、スキマ時間を活用して効率よくスコアを伸ばせます。

『Santaアルク』なら、わずか3分で精度95%のレベルチェックが完了します。さらに、AIがあなたの苦手分野を分析し、最適な学習ルートを提案してくれるため、最短距離で目標スコアに到達可能です。

ENGLISH JOURNAL編集部
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