間違いを気にせず、英語でどんどん話しましょう!・・・しかし、ネイティブ・スピーカーから見て「これだけはやめた方がいい!」という表現も存在します。日本人が間違えやすい“勘違い”を、クイズ感覚で見ていきましょう。「ブラックジョーク」と言ってしまうと、ジョークにならないので要注意です。
これは絶対、言っちゃダメ!
もしもあなたが場を盛り上げようとして、Let me tell you a black joke.と言ったら、その場にいたネイティブ・スピーカーはあぜんとしてしまうかもしれません。これは「黒人を茶化した冗談を言うね」という意味になるからです。
日本語では、「ブラックジョーク」のほかにも「ブラック企業」という言葉があったり、軽い気持ちで「○○さんて意外とブラックだよね」と言ったりしますよね。これらの場合、「ブラック」は「悪徳な、人権を無視した」という意味合いで使われています。
日本語では、良くないことを考えることを「腹黒い」と言ったり、良い・悪いをはっきりさせることを「白黒つける」と言ったりするので、「白=善」「黒=悪」というイメージがあるのかもしれません。
ですが、英語のblackには「悪」という意味はありません。そして、blackには「黒人の」という意味があるので、black jokeといったら「黒人をちゃかした冗談」と受け取られ、大変なトラブルに発展してしまう恐れがあります。絶対に使わないようにしましょう。
blackではなくdarkを使おう
では、英語で「ブラックジョーク」と言いたいときは、どう表現すればいいかというと―― blackをdarkに置き換えてください。
ブラックジョーク ⇒ dark joke
ブラックユーモア ⇒ dark humor
「ブラックジョークを言うね」と言いたいなら、次のようになります。
Let me tell you a dark joke.
ブラックジョークを言うね。
また、「ブラック企業」は、ピタッと当てはまる英語はありませんが、次のように言うと、意図を理解してもらえます。
That company is exploitative to its employees.
あの会社は社員に対して搾取的だ。
まとめ
よく使う外来語や和製英語の中には、英語だと意外な意味になるものもたくさんあります。せっかく英会話を勉強しているのに、うっかり使ってしまってネイティブ・スピーカーとの関係を台無しにしたら、もったいないですよね。
black jokeではなく、dark joke。しっかり覚えておきましょう!
- 作成:2018年4月9日、更新:2025年2月10日
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